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屋根のカバー工法で家が生まれ変わる!驚きのメリットとデメリット
2024年06月15日(土)
屋根のリフォームには塗装以外に屋根カバー工法という工法があります。
屋根のカバー工法は、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねることで、古くなった屋根を効果的にリフレッシュする方法です。
この工法を採用することで、見た目の大幅な向上はもちろん、断熱性能や耐久性の向上、防水性の強化など、多くのメリットを享受できます。
また、工事期間が短く、コストを抑えられる点も大きな魅力です。しかし、この方法にはデメリットも存在し、適用できる屋根材の種類や追加の重量負担による構造への影響など、注意が必要な点もあります。
本記事では、屋根のカバー工法がもたらすメリットとデメリットについて、具体的な事例を交えながら詳しく解説します。
屋根のリフォームやメンテナンスを検討中の方は、ぜひご一読ください。
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目次
屋根のカバー工法とは
屋根のカバー工法は、既存の屋根材を取り除かずに新しい屋根材を重ねる方法です。これにより、工事の手間とコストを削減し、短期間で施工を完了することができます。
屋根カバー工法の基本概要
屋根のカバー工法とは既存の屋根の上に新しく屋根を重ねる工法です。
施工方法は屋根の上に防水シートを貼り、その上に新しい屋根材を被せていきます。
いまある屋根を壊さずに行えるので古い屋根を剥がす手間や廃材の処分費を抑えることができ、葺き替えよりもリーズナブルに施工ができます。
施工期間も葺き替えと比べて比較的短い期間で終わります。
カバー工法が適用される条件
屋根のカバー工法は、既存の屋根が一定の耐久性を保っている場合に適用されます。
劣化が進みすぎている場合や、構造的な問題がある場合には適用が難しいことがあります。また、既存の屋根の形状や素材により、適用可能かどうかが決まります。
屋根カバー工法のメリット
屋根のカバー工法には、コスト削減、工事期間の短縮、断熱効果の向上など様々なメリットがあります。
これらの利点を活用して、効率的に屋根のリフォームが可能になります。
カバー工法を選ぶ基準にもなりますので詳しく解説していきます。
耐久性が高い
屋根のカバー工法の大きなメリットは耐久性が高いことです。
屋根の塗装では10年が耐久年数の目安になりますが、カバー工法で使用する屋根材は20〜30年以上の耐久年数を超えるものが多く、カバー工法を選んだ方がメンテナンスの回数を大幅に減らすことができます。
メンテナンスの回数を減らせることで費用を抑えることができ長期的な目線でコストを減らすことができます。
屋根の機能が向上する
屋根のカバー工法は既存の屋根に新しく屋根を重ねるので二層構造となり、断熱性や遮音性、防水性などが向上します。
夏の暑さや雨音に悩まされている家ではそれらを軽減することができます。
コストパフォーマンスの良さ
屋根のカバー工法は葺き替えとは違い屋根材の撤去にかかる費用や処分費が不要になります。
またそれらにかかる人件費などがないことからコストを抑えて新しい屋根に変えることができます。
既存の屋根材よりも耐久性の高い屋根材に変わるので長期的な費用の削減につながります。
屋根のイメージを変えられる
屋根のカバー工法では様々なデザインの屋根材が販売されています。
屋根材のメーカーもたくさんあるのでその中から気に入ったデザインの屋根材を選ぶことができます。
今の印象を変えたい方はカバー工法はおすすめです。
工事期間の短さ
屋根のカバー工法では、既存の屋根を取り除く手間が省けるため、工事期間が大幅に短縮されます。
通常のリフォームでは数週間かかることもある作業が、カバー工法では数日で完了することが多いです。これにより、日常生活への影響も最小限に抑えられます。
特に、天候の変化が激しい季節でも迅速に工事を終えられるため、雨漏りなどの問題を早急に解決することができます。
屋根カバー工法のデメリット
屋根のカバー工法には、建物全体の重量増加、既存屋根の状態による制約、適用できない屋根の種類など、考慮すべきデメリットも存在します。
屋根のカバー工法を検討する上でデメリットをよく理解しておきましょう。
火災保険が下りない可能性がある
強風や雪の影響で破損してしまった屋根を火災保険を利用しても屋根のカバー工法では申請が下りない可能性が非常に高くなります。
火災保険の対象は元の状態に戻すことが原則です。
下地が劣化していると対応できない
屋根のカバー工法では下地が劣化している場合、カバー工法で対応することが難しくなります。
屋根の雨漏りで下地が腐食している場合、新しい屋根材を固定する釘を打てなくなります。
下地が悪い場合はカバー工法ではなく葺き替え工事になります。
カバー工法を採用できない屋根がある
屋根のカバー工法は、すべての屋根材や形状に適用できるわけではありません。
瓦屋根や複雑な形状の屋根には対応していない場合があります。そのため、屋根のカバー工法を検討する際には、事前に自宅の屋根が適用可能な条件を満たしているかを確認することが重要です。
適用できない場合は、葺き替えなど他のリフォーム方法を検討する必要があります。
屋根カバー工法が採用される理由
屋根のカバー工法を採用するには様々な理由があります。
塗装ができない屋根である
住宅にある屋根のすべてが塗装できるわけではありません。
特に2000年代の初めの頃に新築の屋根に採用されていたスレートの屋根材は耐久性に問題があり塗装で対応するのが難しい屋根があります。(代表的な屋根材がニチハのパミールやコロニアルNEOと呼ばれる屋根材です)
20年以上メンテナンスをしていない屋根
新築時から20年以上塗装が必要な屋根のメンテナンスを一度も行っていない屋根は塗装で対応することが難しくなります。
激しく劣化してしまった屋根材は仮に塗装を行なったとしても屋根材自体の耐久性が元に戻ることはありません。
せっかく塗装をしても割れや欠けなどの症状が出てきてしまう可能性があります。
※屋根材は割れや欠けが発生してしまうと屋根材の下に敷いてある防水シートの劣化により破れやすくなり雨漏りの原因となってしまいます。
メンテナンスを不要にしたい
屋根の塗装では10年に一度を目安にメンテナンスを行う必要がありますが、
屋根のカバー工法ではメンテナンスを行う必要がなく20年〜30年メンテナンスを不要にすることができます。
メンテナンスを必要としない方によく採用されます。
屋根カバー工法の施工〜完了までの流れ
屋根のカバー工法が実際にどのように行われているのかを実際の施工を写真付きで解説していきます。
足場設置
屋根の作業は高所のため安全に作業を行えるように足場を設置します。
法令でも決められておりますので屋根の工事では必ず必要になります。
施工前
屋根のカバー工法を行う前の様子です。
屋根材の塗膜が全体的に剥がれているのがわかります。
棟板金の撤去
屋根材が重なり合う部分に雨水が浸入しないように板金でカバーをしてありますが、屋根のカバー工法の場合板金を撤去していきます。
防水シート(アスファルトルーフィング)の敷き込み
雨水が浸入しないようにアスファルトルーフィングと呼ばれる防水シートを全面に敷いていきます。
屋根のカバー工法では特に重要な作業になりますので丁寧な作業が求められます。
屋根材の固定
全面に敷き込んだ防水シートの上に新しい屋根材を取り付けていきます。
棟板金も同様に新しいものを取り付けていきます。
施工完了
一連の流れを終えて屋根のカバー工法の完了です。
問題等なければ足場を解体して終了です。
屋根カバー工法を選ぶ際のポイント
屋根のカバー工法を選ぶ際には、信頼できる業者の選定、見積もりの取得と比較、実際の施工事例の確認が重要です。
屋根のカバー工法を選ぶ際のポイントを紹介していきます。
信頼できる業者の選び方
信頼できる業者を選ぶためには、実績や評判をチェックすることが重要です。また、複数の業者から見積もりを取り、比較することもおすすめです。
見積もりの取り方と比較
見積もりを取る際は、詳細な内訳を確認し、必要な作業や材料が含まれているか一式ばかりの表記ではないかをチェックします。また、複数の業者から見積もりを取り、価格やサービス内容を比較します。
実際の施工事例の確認
実際に施工した事例を確認することで、業者の技術力や仕上がりの品質を確認できます。可能であれば、施工現場を見学することも有益です。
屋根カバー工法のメーカーと製品
屋根のカバー工法でよく使用されるメーカーと製品を紹介します。
それぞれの製品の特長など異なりますので自身の屋根に合う製品を選択すると良いでしょう。
スーパーガルテクト(アイジー工業)
金属屋根の定番製品にもなっているスーパーガルテクトはアイジー工業から発売されている製品です。
断熱材が一体化されているガルバリウム鋼板の屋根材で断熱性、遮熱性に優れており省エネ性能の向上に期待ができる屋根材です。
耐久性が非常に高くスタンダードな金属製屋根材として広く採用されております。
エコグラーニ(ディーズルーフィング)
エコグラーニは、ディーズルーフィングが提供する高品質・高耐久な金属製屋根材です。
断熱材は使用されておりませんが、表面の石粒と屋根材と下地の間に設けられた空気層により、断熱効果を発揮します。また、石粒が雨音を吸収・拡散するため、静かな室内環境を保てます。
屋根材同士を一体化させる「インターロッキング工法やハゼ式工法」を採用しているため、60m/sの暴風にも耐えられる強度を持ち、防火・防水性能にも優れています。
デザイン性やカラーバリエーションが豊富なのも大きな特徴です。
よくある質問(Q&A)
Q1: 屋根のカバー工法の耐久性はどのくらいですか?
A1: 屋根のカバー工法で使用する材料や施工の質によりますが、一般的には20〜30年程度の耐久性があります。定期的なメンテナンスを行うことで、さらに寿命を延ばすことが可能です。
Q2: 屋根のカバー工法で使用する材料は?
A2: 屋根のカバー工法で使用される材料は、ガルバリウム鋼板やスレートなどが一般的です。これらの材料は耐久性が高く、軽量であるため、建物に余計な負担をかけません。
Q3: 既存の屋根を取り除く必要はありますか?
A3: 基本的には既存の屋根を取り除く必要はありません。ただし、既存の屋根が著しく劣化している場合や構造的な問題がある場合は、取り除く必要があることもあります。
その場合はカバー工法ではなく葺き替え工事になります。
まとめ
屋根のリフォームには塗装や葺き替え以外にもカバー工法というメンテナンス方法があるというのはお分かりいただけたと思います。
「カバー工法」は屋根の葺き替え工事と違い既存の屋根の上に新しく屋根を被せることで、屋根の撤去にかかる費用や処分費などの費用を抑えることができます。
大きなメリットは塗装で行うよりも高い耐久年数を期待できるため長期的に考えた場合コストパフォーマンスが非常に高いのが特徴です。
屋根の状況によってはカバー工法を採用できない場合もありますので一度業者に相談して屋根の状態をみてもらうようにしましょう。
❁最後までご覧いただきありがとうございます❁
創業から38年西東京市の外壁塗装専門会社プロタイムズ西東京田無店|株式会社幸成です。
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