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スレート屋根の寿命とメンテナンス方法について

 

新築住宅で半数以上の住宅に採用されているスレート屋根は屋根材自体が軽量で地震に強い屋根材として普及してきました。

しかし、スレート屋根には寿命がありメンテナンス方法など状態により変わってきます。

初めてスレート屋根の塗装を考えている方や2回目、3回目の屋根塗装を迎えているお家の方へスレート屋根のメンテナンス方法や寿命を短くしない方法などを詳しく解説していきます。

 

1.スレート屋根とは

スレート屋根は主成分がセメントできており、断熱性耐震性に優れている建材です。

カラーベストやコロニアルとも呼ばれている屋根材です。

素材自体には防水性がなく表面には塗装が施されております。

アクリル樹脂塗装がされているものが多く、耐久年数が5年〜7年程度になっています。

そのため、10年を経過したスレート屋根は防水性が切れてしまい、藻の発生変色などが見られるようになります。

 

2.スレート屋根の劣化症状

10年を経過したスレート屋根にはさまざまな劣化症状が見られるようになります。

症状の出方も立地条件によって異なるので劣化のサインを見逃さないようにしていきましょう。

 

2−1.コケ・藻の発生

コケや藻は日当たりの悪い場所に特に現れやすいのが特徴です。

スレート屋根の防水性が失われてしまうとコケが繁殖しやすくなりスレート屋根自体をもろくしてしまいます。

 

2−2.色褪せ

色褪せは塗膜の機能が失われて起こる症状です。

スレート屋根は新築時は濃い色をしているものが多く、劣化していくと全体的に色が薄くなってきます。

水を吸収しやすい状態になりスレート屋根の劣化を早めますので注意が必要です。

 

2−3.ひび割れ

ひび割れの症状は色褪せから連動して発生する症状です。

スレート屋根が水分を含みやすい状態になってしまうと膨張収縮を繰り返すことによりひび割れが発生してしまいます。

ひび割れは放置してしまうと下地まで傷めてしまう可能性があるので、ひび割れが多く見られたら早めに対応する必要があります。

 

2−4.欠け

欠けはひび割れから起こる症状です。

スレート屋根に発生したひび割れを放置してしまうと欠けが発生しやすくなります。

大きなサイズの欠けはスレート屋根材を部分的に交換する必要が出てくるため補修にかかる費用も大きくなります。

欠けが多すぎる場合には補修だけでは対応が難しくなってくるので注意するようにしましょう。

 

2−5.反り

反りもひび割れと同様に水分を含みやすい状態になった場合に起こる症状です。

 

3.スレート屋根の寿命

スレート屋根の寿命はメンテナンスをしなければ20年〜30年ほどです。

塗装を行わずに長年放置してしまえばスレート屋根材自体が脆くなってしまい、塗装だけではカバーできなくなってしまいます。

脆くなってしまったスレート屋根に塗装を行ったとしても一度脆くなった屋根材は元に戻ることはないので屋根のカバー工法葺き替え工事が必要になります。

 

4.スレート屋根のメンテナンス方法

スレート屋根のメンテナンス方法は3種類あり、現状の屋根の状態によってメンテナンス方法は異なります。

 

4−1.塗装によるメンテナンス

スレート屋根のメンテナンス方法で代表的なメンテナンス方法です。

塗膜の機能が失われてしまったスレート屋根に新しい塗膜を形成することで水分の吸い込みを防ぐことできスレート屋根の劣化を防ぎます。

塗装で使用する塗料の種類によって塗膜の耐久性が変わります。

塗膜の耐久年数を迎えるたびに塗替えによるメンテナンスが必要となります。

ただし、塗替えによるメンテナンスも2回〜3回が限度となりこれ以上になるとカバー工法葺き替えによるメンテナンスを推奨しています。

スレート屋根の塗装でのメンテナンスを何度も行うと塗膜の厚みで屋根材の重ね合わせ部分の隙間が確保できずに雨漏りを誘発する可能性があるので屋根の塗り替えを何度も行っている家は注意が必要です。

※スレート屋根にも塗装ができない屋根がありアスベストを使用していない屋根材が2000年代に多く出回りました。

ノンアスベスト屋根とも呼ばれ屋根材自体がとても脆く割れや欠けなどの症状が非常に多く見られ塗装では対応が難しい製品になっています。

塗装できない屋根!コロニアルNEO【ノンアスベスト屋根】

 

4−2.カバー工法によるメンテナンス

カバー工法によるメンテナンス方法は既存の屋根の上に新しい屋根材を取り付ける方法です。

主な特徴はカバー工法を行うことで塗装などによるメンテナンスが不要となります。

カバー工法で使用される多くの屋根材が金属屋根によるもので30年以上の耐久性が期待できます。

屋根から雨漏りが発生している場合や屋根の下地にある野地板が腐食してしまっている場合はカバー工法での対応が難しくなります。

 

4-3.葺き替えによるメンテナンス

葺き替えによるメンテナンス方法は既存の屋根材を撤去して新しく屋根を被せる方法です。

雨漏りなどで水が回ってしまい下地の野地板や木材が腐ってしまった場合、カバー工法や塗装では対応することができないので葺き替えによるメンテナンスで下地を交換する必要があります。

葺き替えの場合は塗装やカバー工法と比べて費用が高額になるため葺き替え工事にならないように定期的なメンテナンスが大事になります。

 

5. 10年以上放置してしまっている家は要注意

新築時から10年以上屋根のメンテナンスを放置してしまっている家は注意が必要です。

10年ほどであれば塗装でメンテナンスをすることは可能ですが15年〜20年一度も屋根のメンテナンスを行なったことがない家の屋根は塗装では対応することが難しくなり、高額な費用の負担がかかることになりますので、定期的に専門業者の屋根の点検を依頼することをおすすめします。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

スレート屋根はメンテナンスを行うことで寿命を延ばすことができます。

それには定期的な点検・診断が不可欠になります。

手遅れになる前に早めにメンテナンスを行うようにしていきましょう。

 

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