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【西東京市】屋根修理の見積もりは難しくない! 正しい見方と費用相場を知ろう
2025年11月12日(水)

こんにちは!
プロタイムズ西東京田無店(株式会社幸成)です。
私たちは東京都西東京市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行なっている塗装会社です。
今年もようやく台風シーズンが収束。
秋の終わりにかけて、「そろそろ屋根の点検や修理をしたほうがいいかも」と感じる方も多いのではないでしょうか。
ただし、屋根修理をめぐっては近年、「無料点検」や「無料見積もり」をうたう悪徳業者によるトラブルが全国的に頻発しています。
もちろん、台風が接近・上陸しやすい関東近郊――西東京市も例外ではありません。
トラブルに巻き込まれないためには、見積もりを正しく理解することが大切です。
この記事では、
・見積もりの基本知識
・正しい取り方と見方
・屋根修理の相場目安
・信頼できる屋根修理会社の選び方
をわかりやすく解説します。
ぜひ、安心して依頼できる会社選びの参考にしてください。
目次
見積もりの基本知識|そもそも何のために取るの?

「屋根修理の見積もり=いくらかかるのかを知るための書類」と思っていませんか。
本来の目的は、工事内容とその根拠を明確にすること。いわば修理の設計図(提案書)のようなものなんです。
屋根の状態や劣化の進み具合は、家によってまったく異なります。
そのため、見積もりを作成するには、現地での点検・計測をもとに、適切な修理方法を判断しなければなりません。
見積書で確認できる3つのポイント
見積書を通じて確認できるのは、次のような要素です。
・どんな工事をするのか
・どの部分に費用がかかるのか
・使用する材料や塗料は何か
これらを明確にすることで、工事後に「思っていた内容と違う」「説明と金額が合わない」といったトラブルを防ぐことができます。
さらに、見積書はただの“価格表”ではなく、施工会社の姿勢を見極める資料でもあります。
同じ工事内容でも、説明が丁寧で根拠のある会社と、金額だけを提示する会社では印象が大きく違うはずです。
つまり、見積もりを取る目的は「安い会社を探すこと」ではなく、自分の家に本当に必要な工事を正しく理解し、納得したうえで依頼するための判断材料を得ること。
これから見積もりを依頼する際は、「金額だけでなく、内容をしっかり説明してもらえるか」という視点を持ってみてください。
それが、後悔しない屋根修理への第一歩になります。
屋根修理の見積もりの取り方|依頼〜契約までの流れ
では、実際にどのように見積もりを取ればいいのでしょうか。
見積もりは、下記のような流れで進めるのが一般的です。それぞれのステップで押さえるべきポイントを見ていきましょう。

① 依頼
まずは屋根修理を依頼する会社を選び、見積もりを依頼します。
この段階では、1社に絞らず2〜3社に依頼するのがおすすめです。
複数の見積もりを比較することで、工事内容や費用の妥当性を判断しやすくなります。
② 現地調査(点検)
見積もりを依頼すると、職人が実際にお家にやってきて屋根の状態を確認します。
屋根に上るか、ドローンや高所点検カメラで撮影するか、調査方法は会社によって異なります。
ここで注意したいのが、点検後に強引に契約を迫る会社です。
信頼できる会社であれば、見積もり内容を説明し、じっくり検討する時間を与えてくれます。
③ 報告書・見積書提出
現地調査の結果をもとに、修理内容・使用する材料・費用が記載された見積書と報告書が提出されます。
一般的には、調査から3〜7日ほどで見積書が届きます。
写真付きの報告書や複数プランを提案してくれる会社なら、少し時間がかかっても安心感があります。
④ 比較・検討
複数社の見積もりを見比べて、金額だけでなく工事内容・保証内容・説明のわかりやすさも比較します。
安さだけで判断すると、後から追加費用が発生するケースもあるため注意が必要です。
工事を進める中で追加費用が必要になった場合の対応方法を事前に確認しておきましょう。
⑤ 契約・工事開始
内容に納得できた会社と契約をしたら、いよいよ工事が始まります。
契約書には、工事日程や保証期間、支払い時期・方法などの条件が明記されているかも必ず確認しましょう。
見積もりから工事開始まではどれくらいかかる?
屋根修理は、見積もり依頼をしてからすぐに工事が始まるわけではありません。
依頼から現地調査、見積もり提出、比較検討、契約までの流れを含めると、少なくとも1か月程度はかかるのが一般的です。
さらに、繁忙期(春・秋)や天候不良の時期は、点検や工事のスケジュールが混み合うこともあります。そのため、「そろそろ点検しておこうかな」と思ったタイミングで早めに動き出すのがおすすめです。
余裕をもって準備しておくことで、希望する時期にスムーズに工事を進められます。
屋根修理の見積書の見方と注意点

見積もりの取り方がわかったら、次はいよいよ「見積もりの見方」について解説していきます。
屋根修理の見積書は、専門用語が多く一見わかりづらく感じるかもしれません。
しかし、ポイントを押さえて確認すれば、「適正価格かどうか」「信頼できる会社かどうか」を見分けることができます。
主なチェックポイントについて見ていきましょう。
① 数量や単価が省略されている「一式」表記に注意
屋根修理の見積書は、大きく次の3つの要素で構成されています。
・仮設工事費(足場・養生など)
・本体工事費(屋根補修・塗装・葺き替えなど)
・その他費用(廃材処分・諸経費など)
これらの費用をまとめて「屋根修理 一式 〇〇万円」とだけ書かれている見積書は、どの部分にどれだけ費用がかかっているのか判断できません。
「数量(㎡・m)」や「使用する材料」「作業工程」ごとの単価が明記されているかを必ず確認しましょう。
② 工事項目が細かく分かれているか
「一式表記」に潜むリスクは、金額の明細がわからないだけではありません。
作業内容がまとめて記載されていると、「屋根洗浄」「下地補修」「下塗り」「中塗り」「上塗り」といった具体的な作業範囲が不明確になり、どこまで施工してもらえるのかわからなくなるおそれがあります。
各工程がわかるように明細化されているかも、必ず確認しましょう。
③ 使用する材料やメーカー名の明記
どんな材料を使うかによって、仕上がりや耐久性は大きく変わります。
見積書に「使用する材料名」や「メーカー名」「グレード」などが記載されているかを確認しましょう。
塗装工事の場合は「中塗り」と「上塗り」で異なる塗料を使っていないかもチェックポイントです。仕上げ塗料が統一されていないと、色ムラや耐久性の低下につながるおそれがあります。
不明点があれば、「どの製品を使用しますか?」と担当者に質問してみるといいでしょう。
④ 保証やアフターフォローの記載
見積書の中に「工事保証」や「アフター点検」などの記載があるか、もしくは説明を受けられるかも確認しましょう。
保証内容や期間が不明確なまま契約してしまうと、工事後のトラブルに対応してもらえない可能性もあります。
特に、屋根は天候の影響を受けやすいため、修理後も安心して暮らすためには保証書の発行や定期点検がない会社とは契約しないように気を付けましょう。
⑤ 「安すぎる見積もり」には要注意
複数の見積書を比較したとき、1社だけ極端に安い場合は注意が必要です。
安すぎる見積もりには、以下のようなケースが考えられます。
・材料の品質を落としている
・工程を省略している
・下請けに安価で丸投げしている
ただし、企業努力によってコストを抑えている会社もあるため、安い=悪い見積もりとは限りません。
気になる点があれば、なぜこの金額なのかを担当者に尋ねてみましょう。
説明の仕方や対応の丁寧さからも、その会社の信頼性が見えてきます。
屋根修理の相場|工事内容別の目安金額

屋根修理といっても、傷み方や修理の範囲によって方法も費用も大きく異なります。
どんな修理方法があり、どれくらいの費用がかかるのかを知っておくことで、提案された見積もりが高いのか安いのか、自信をもって判断できるようになります。
ここでは代表的な修理内容とその相場について紹介します。
屋根修理の種類と費用の目安
| 修理方法 | 内容 | 費用の目安
(30坪前後の住宅) |
| 部分補修 | 瓦・板金・漆喰など一部を修理 | 数万円〜30万円前後 |
| 屋根塗装 | 塗膜(塗料の膜)の再塗装で防水性を回復 | 40万〜80万円前後 |
| カバー工法 | 既存屋根の上から新しい屋根材を重ねる | 80万〜120万円前後 |
| 葺き替え | 屋根材をすべて撤去・新設 | 100万〜180万円前後 |
部分修理であれば、数万円程度で済むケースもありますが、屋根材をすべて葺き替える場合には、180万円前後かかることもあります。
それでは、各工事の特徴や注意点を解説していきましょう。
部分補修(瓦のずれ・棟板金・漆喰の補修など)
屋根の一部だけを修理する小規模な工事です。
割れた瓦の差し替えや棟板金(むねばんきん)の浮き直し、漆喰の補修などが代表的です。
棟板金の交換・補修:3万〜10万円前後
漆喰の補修:3万〜25万円前後
軽度の雨漏り補修:5万〜30万円前後
🔸ポイント
部分補修は範囲が小さい分コストを抑えられますが、足場を組む必要がある場合は別途15万〜25万円前後がかかることもあります。
小規模だからといって、合計金額が数万円で済むとは限りません。
屋根塗装(塗膜の劣化・色あせ対策)

屋根全体を塗り替えることで、防水性や耐久性を回復させる方法で、劣化の初期段階に効果的です。 雨漏りなどのトラブルが出てからではなく、定期的に行なう“予防的なメンテナンス”として推奨されています。
塗料の種類やグレードによって耐久年数が異なり、シリコン塗料よりフッ素塗料のほうが耐久性が高く、費用もやや高めです。
🔸ポイント
塗装だけでは対応できないほど下地が傷んでいる場合は、塗り替えではなく「カバー工法」や「葺き替え」を提案されることもあります。
カバー工法(重ね葺き)

既存の屋根材を撤去せず、その上から新しい屋根材をかぶせる方法で、スレート屋根や金属屋根など、軽量な屋根材の家に適しています。
工期が短く、廃材処分費も少ないため、コストを抑えながら耐久性を高められます。
使用する屋根材や、屋根の面積・勾配によって金額が前後します。
🔸ポイント
一枚一枚が厚く重量がある瓦屋根や、下地の劣化が進んでいる場合は重ね葺きできません。現地調査で「カバー工法が可能か」を確認してもらいましょう。
葺き替え(屋根の全面リフォーム)

既存の屋根材と下地をすべて撤去し、新しい屋根材に張り替える方法です。
屋根全体を一新するため、下地の劣化や雨漏りの原因を根本から解消できます。
耐用年数をリセットできる分、費用も最も高くなります。
撤去費用・下地補修費・防水シート交換費などが含まれるため、見積書の内訳をしっかり確認することが大切です。
🔸ポイント
撤去時に下地の腐食や雨漏り跡が見つかることもあるため、追加工事の可能性を見込んでおくと安心です。
見積もり金額に差が出る理由と、無料診断のすすめ
費用はあくまで目安です。実際には、屋根材の種類や屋根の形状・傾斜、下地の傷み具合などによって大きく変わります。
例えば、足場代ひとつをとっても、急勾配や入り組んだ形状の屋根は設置や作業が難しく、工期や人件費が増えやすくなります。
また、平屋よりも2階建て・3階建て、隣家との距離が狭い場合などは、足場の設置費用が高くなることもあります。
もし雨漏りが発生していたら、下地補修や防水シートの張り替えなどが必要になり、さらに費用がかさむケースもあります。
こうしたことからも、より正確な金額を知るためには、専門の会社による現地点検を受けて、見積もりを出してもらうことが何より大切です。
「屋根修理が本当に必要なのか」「どの方法が最適なのか」まで含めて、プロの判断を仰ぎましょう。
見積もりの前に、まずは無料診断から始めてみてください。
悪徳業者に注意! 信頼できる会社を選ぶために

「見積もりについては理解できたけど…会社が多すぎて、どこに依頼すればいいのかわからない」
そんな方も多いのではないでしょうか。
最初にお伝えしたように、屋根修理は悪徳業者のターゲットになりやすいため、信頼できる会社選びがとても重要です。
警視庁も注意を呼びかける「点検商法」の落とし穴
警視庁によると、点検商法とは「家庭を訪問して、あたかも正規の点検の振りをしながら断りきれない状態にしておいて、不必要又は法外な価格のリフォーム工事や商品交換、駆除作業等を行なう契約を取る商法」です。
実際に
・「屋根がずれている」と言われて点検を依頼したところ、屋根を壊されたうえで修理費用を請求された
・「近くの現場から屋根が壊れているのが見えた」と嘘をつかれ、不安をあおられて不必要な工事をされた
といったトラブルが報告されています。
(詳細は警視庁公式サイト|点検商法をご覧ください)
こうした悪徳業者に対しては、はっきりと断ることが何より大切です。
契約を検討する場合でも、複数社から見積もりを取り、家族や第三者の意見も参考に冷静に判断しましょう。
プロタイムズ西東京田無店の“誠実な調査と説明”
プロタイムズ西東京田無店(株式会社幸成)では、点検商法のような不安を感じる対応は一切行ないません。
診断のプロである外装劣化診断士が、高所点検カメラを使って屋根全体を丁寧に調査し、「どこがどんな状態なのか」を写真付きの報告書でご説明します。
工事後には保証書の発行と定期点検を実施し、お客様が長く安心して暮らせる住まいづくりをサポートしています。
強引な営業や即決を迫るようなことは一切なく、西東京市エリア密着の店舗として、ご相談からアフターケアまで、誠実な対応を徹底しています。
「他社の見積もりが妥当か知りたい」
「点検商法のような勧誘があって不安」
そんな方はぜひ一度、当店の無料診断をご利用ください。
屋根の状態を正確に把握し、必要な工事を丁寧にご説明いたします。
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