どんな塗料を選べば長持ちする？ 塗料選びで“安心”が変わる理由

外壁塗装を考えるとき、意外と多くの方が悩むのが“塗料選び”なんです。
「シリコン？」「フッ素？」名前は聞いたことがあっても、どれが自分の家に合うのか、よくわからないという方がほとんど。

迷ってしまう理由は、塗料の種類が多いこと、そしてそれぞれの違いや効果がわかりにくいことにあります。

でも安心してください。ポイントさえ押さえれば、塗料選びは難しくありません。

ここでは、外壁塗装でよく使われる塗料の種類と、失敗しないための選び方のコツをわかりやすくご紹介します。

主な塗料の種類と特徴

外壁塗装でよく使われる塗料は、大きく分けて５種類あります。
塗料は耐用年数によって価格が変わるのが特徴です。

「耐用年数」とは、次の塗り替えまでどのくらいもつかを表す目安のこと。

それぞれの特徴と一緒に耐用年数も理解しておくと、塗料選びだけでなく見積もりを比較するときや塗装会社を選ぶ際にも役立ちます。

塗料は価格だけで決めるのではなく、家の状態や今後の暮らし方に合わせて選ぶことが大切です。

例えば、

「これからも20年以上住み続ける予定ならフッ素塗料」
「10年ごとにリフォームを見直したいならシリコン塗料」など、

ライフプランとセットで考えるのが理想です。

塗料選びのポイント

西東京市の環境に合う塗料を選ぶ

夏の日差しが強く、湿度が高い時期も多い西東京市では、耐候性（長く色あせにくく、傷みにくい）と防カビ性・防藻性に優れた塗料を選ぶことがポイントです。

また、住宅密集地が多く、風通しが良くないことから、外壁の汚れやすさも課題の一つ。
防汚性の高い塗料を選ぶことで、北面の黒ずみや雨だれの発生を抑えることができます。

「施工品質」も耐久性を左右する

塗料の性能を十分に発揮させるには、塗り方（施工技術）も欠かせません。
どんなに高性能な塗料を使っても、下地処理や塗布量が不十分だと、本来の耐久性は発揮できません。

実は“見えない部分の丁寧さ”こそが、塗料の持ちを左右するのです。
そのため、塗料を選ぶ際は、耐久性やメンテナンス周期、地域の気候を総合的に考えることが大切です。

長く快適に暮らすために、まずはご自宅の環境に合う塗料を一緒に選んでくれる塗装会社を見つけましょう。

当店は、西東京市の環境をよく知る地域密着の塗装専門店です。
「どんな塗料がうちに合うのかわからない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

費用の相場と見積もりの見方｜“安すぎる”が不安な理由

塗料の種類や特徴がわかったところで、いよいよ「実際にいくらかかるの？」という費用について見ていきましょう。
外壁塗装は高額な工事のため、なるべく費用を抑えたいと考える方も多いと思います。

ただ、いざ見積もりを取ってみると、会社によって金額が大きく違い、「同じ塗装なのに、どうしてこんなに差があるの？」と戸惑う方も少なくありません。
実は、この“価格差”にはしっかりとした理由があります。

ここでは、外壁塗装の費用相場の目安と、見積もりで注意すべきポイントをわかりやすく解説します。
「安いほうが得」と思われがちな外壁塗装ですが、“安すぎる”にはリスクがあることも知っておきましょう。

外壁塗装の費用相場の目安

外壁塗装の費用は、一般的な住宅（30坪・塗装面積約100㎡）で約80万〜150万円が目安です。

ただし、使用する塗料の種類や外壁の劣化状態、建物の形状などによっても費用は大きく変わります。

塗料ごとの費用目安と耐用年数（30坪・塗装面積約100㎡）

例えば、同じ30坪の家でも、ウレタン塗料とフッ素塗料では費用も耐用年数も大きく異なります。
ウレタン塗料の場合、費用は約50万〜80万円で、8〜10年ほどが塗り替えの目安です。

一方で、フッ素塗料は約70万〜110万円と高めですが、15〜20年ほど持つため、20年間で比較すると塗装回数は半分に抑えられ、トータルコストはむしろ安くなるケースもあります。

費用を左右する主な要因

塗料以外にも、外壁塗装の費用はさまざまな要素で変動します。

外壁の面積・形状：凹凸が多い家は塗装範囲が広くなり、費用も上がる
劣化の進行度：ひび割れや剥がれなど、補修箇所が多いほど追加費用が発生する
足場や付帯部の塗装範囲：雨樋（あまどい）・破風板（はふいた）・軒天（のきてん）など、外壁以外の塗装を含むかどうか
立地条件：隣家との距離が近い、道路が狭いなど、足場設置が難しい環境では費用が上がることも

このように、外壁塗装は“ただ色を塗るだけ”の工事ではなく、足場の設置や下地処理、付帯部の塗装など、さまざまな工程が含まれています。

だからこそ、費用には大きな幅があり、見積もりの内容を理解することが大切なのです。

“安すぎる”見積もりに注意したい理由

外壁塗装を検討する際は、複数の会社から見積もりを取って、価格や工事内容を比較しましょう。

そのとき注意したいのが“極端に安い見積もり”です。
外壁塗装は、塗料の品質や職人の手間、工程数などが費用に直結する工事です。

つまり、極端に安いということは、あまり考えたくはありませんが、どこかの工程や材料費が削られている可能性があるのです。

よくある「安すぎる見積もり」の理由

●下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りを2回に減らしている

本来は3工程以上で仕上げるところを、回数を減らすことで材料費と人件費を節約しているケースがあります。
見た目はきれいでも、数年で色あせや剥がれが起こる原因になります。

●塗布量（塗装する塗料の量）を減らしている

メーカーが定めた基準より薄く塗ることで、材料を節約。
しかし、塗膜が薄いと防水性や耐久性が保てません。

●下地処理を簡略化している

古い塗膜や汚れを十分に落とさないまま塗装すると、新しい塗料が密着せず、早期剥離の原因になります。

●足場代や付帯部の塗装を別途請求にしている

見積もりには含まれておらず、契約後に追加費用として請求されるケースもあります。
初回の見積もりが安く見える典型的なパターンです。

安さよりも「根拠のある見積もり」を

もちろん、「安い＝すべて悪い」というわけではありません。
重要なのは、なぜその金額になるのかを説明できるかどうかです。

誠実な塗装会社であれば、

「塗料の仕入れルートを工夫してコストを下げています」
「自社施工なので中間マージンがかかりません」

など、安さの理由をきちんと伝えてくれます。

逆に、説明が曖昧だったり、「キャンペーン中だから」「今日決めてくれたらこの値段」などと、即決を迫る会社には注意が必要です。

信頼できる塗装会社の選び方｜「費用」より大切なポイント

ここまで解説してきた「塗り替えのタイミング」「塗料の選び方」「費用の考え方」は、すべて“安心して外壁塗装を行なうため”に欠かせないポイントです。

しかし、それらを実際に形にしてくれるのは、施工をまかせる塗装会社。どんなに良い塗料を選んでも、どんなに適切な時期に塗っても、施工する会社次第で仕上がりも耐久性も大きく変わります。

つまり、「安心の外壁塗装」を実現するには、信頼できる会社選びが何より重要なのです。

最後に、失敗しないために知っておきたい会社選びの3つのポイントをご紹介します。

① 資格や実績があるか

外壁塗装は、見た目では技術の良し悪しがわかりにくい工事です。そのため、資格や施工実績が信頼の目安になります。

例えば、

●一級塗装技能士
●外装劣化診断士
●建築施工管理技士

といった資格を持つ職人が在籍しているかどうかは、品質の裏づけになります。

また、地域での施工実績が多い会社ほど、気候や建物の傾向を踏まえた提案ができる点も安心です。

② 現地調査と見積もりの説明が丁寧か

信頼できる塗装会社は、現地調査のときに外壁を細かく確認し、写真や診断結果をもとに見積もりを作成します。

また、見積もりを出すだけでなく、なぜこの塗料なのか、どの工程にどれくらいの費用がかかるのかをきちんと説明してくれます。
時間をかけて納得できるまで説明してくれる会社を選ぶことが大切です。

③ 保証やアフターサービスがあるか

塗装工事は、完了直後はきれいに見えても、数年経ってから不具合が出ることもあります。
だからこそ、施工後の保証や定期点検の体制が整っているかどうかがとても重要になります。

保証期間や内容が明確に書面で提示される会社であれば、工事後も長く安心して暮らすことができます。

外壁塗装の施工会社選びは、「価格」だけでなく、職人の資格・丁寧な調査と説明・保証体制をしっかりチェックすることが、失敗しないためのポイントです。

国家資格を持つスタッフが在籍している当店なら、西東京市での豊富な施工実績をもとに、診断から施工・アフターフォローまで一貫対応。
資格に裏づけられた確かな技術で、長く安心して暮らせる外壁塗装をご提案いたします。

初めての方でも安心してご相談ください。

安心できる外壁塗装を叶えるために

引用：プロタイムズ西東京田無店（株式会社幸成）

外壁塗装は「いつ塗るか」「どんな塗料を選ぶか」「どの会社にまかせるか」で、仕上がりも耐久性も大きく変わります。

築年数や劣化の状態を見極め、家の環境に合った塗料を選び、信頼できる会社に施工をまかせる。
この3つのステップを押さえることで、 “長く安心して暮らせる外壁塗装”を実現できます。

プロタイムズ西東京田無店（株式会社幸成）では、地域の気候や建物の傾向を熟知した職人が、住まい一軒一軒に最適なご提案を行なっています。
これまでに数多くの住宅を手がけてきた経験をもとに、「どんな塗料が長持ちするのか」「どんな施工が安心につながるのか」を一つひとつ丁寧にご説明します。

「うちもそろそろ塗装が必要かな？」と思ったら、ぜひ一度、無料の外壁診断をご利用ください。