外壁塗装では品質を大きく左右するとても重要な乾燥時間があります。
外壁塗装は基本的に下塗り・中塗り・上塗りの3工程で構成されています。
本来の塗料の機能を発揮するためにもメーカーの仕様書通りに必ず行わなくてはなりません。
外壁塗装を3工程塗り重ねるにあたり大前提になるのが乾燥時間を守ることにあります。
品質を保つには一日一工程
塗料や工法によって乾燥時間は異なってきますが一日一工程のペースで行う事が一番望ましい形になります。
塗料の仕様書を見ると下塗りのシーラーを塗った場合2時間以上を乾燥時間としてありますが気温によっては2時間でも乾燥しないこともあるので半日もしくは一日乾燥させた方が確実に品質を保つことが出来ます。
特に下塗りは外壁塗装の下地作りには絶対に必要な作業であり、仕上げ塗料の密着性やその他の機能に大きく影響を及ぼしますので乾燥時間には特に気を付けなくてはなりません。
乾燥させることが大事
中塗り・上塗りについても下塗りと同様のことが言えますが中塗りが完全に乾燥しないまま上塗りを塗ってしまうとムラになったり仕上がりに大きな影響が出てしまいます。
乾燥させて塗り重ねることで適正な厚みを確保することが出来るので乾燥しないまま塗り重ねてしまうと必要な厚みが確保できず塗膜の寿命にも影響を及ぼします。
手抜き業者は3工程を一日で仕上げてしまったり品質のことなど全く考えていないので極端に外壁塗装の工事期間が短い場合には注意が必要になります。
外壁塗装を行う際には乾燥時間が品質を大きく左右するので特に注意してください。

メーカー仕様の乾燥時間
