外壁塗装を行うにあたり塗料選びはとても重要なことです。
長持ちする塗料を使用することで塗替えの頻度を減らすことができきれいな外観を長い年月に渡り保ってくれます。
フッ素塗料は昔から高級塗料と呼ばれ金額も高いものになっています。
金額が高いので敬遠されがちな塗料ですがメリットも多くあり出来るだけ長持ちする塗料で塗替えを行いたい方にはおすすめの塗料です。
それではフッ素塗料のメリット・デメリットを紹介していきます。
1. フッ素塗料とはなにか?
フッ素塗料はシリコン塗料の上位塗料になりフライパンなどで使用されているフッ素樹脂を塗料に用いているのが特徴です。
基本的には有機成分が配合されているものがメインとしてありますがメーカーによっては無機成分が配合されているハイブリッドなフッ素塗料もあります。
2. フッ素塗料のメリット
フッ素塗料にはどんなメリットがあるのか紹介していきます。
2-1.高耐久性・高耐候性に優れている
強靭な塗膜を形成するので雨や紫外線に強く長い間きれいな状態を保つことが出来ます。
耐候年数で15年~20年程の耐候性が期待できます。
2-2.低汚染性・親水性
低耐電性により排気ガスや汚れを付着させにくく親水性により汚れを雨などが洗い流してくれます。
2-3.防カビ・防藻性
カビや藻の発生を抑えます。
3. フッ素塗料のデメリット
フッ素塗料は高い耐久性を誇る塗料ですがデメリットもあります。
3-1.価格が高い
シリコン塗料などに比べると高い耐久性がある為どうしても価格が高いものになってしまいます。
3-2.ひび割れの発生するリスクがある
フッ素塗料は硬い樹脂の為、外壁がひび割れてしまうと塗膜も一緒に割れてしまう場合があります。
弾力性のあるものの上に塗ってしまうとひび割れてしまいます。
4. フッ素塗料の価格帯
シリコン塗料と比べて価格帯は高いものになります。
一般的なシリコン塗料が1㎡に対して2,300円~3,000円に対して、フッ素塗料は3,500円~5,000円ほどになってきます。
価格の開き差は塗る面積やフッ素塗料の種類によって価格が異なってきます。
他の塗料と比べて長持ちする分高価格になってしまうので、長期間きれいな状態を保ちたい方向けの塗料になります。
5. フッ素塗料のメーカーと商品
フッ素塗料を扱っている代表的なメーカーと商品をご紹介していきます。
5-1.超低汚染リファイン1000MF-IR【アステックペイントジャパン】
フッ素塗料に無機成分を配合したハイブリッドなフッ素塗料です。
汚れにも強く特徴的なのが標準で遮熱機能が付いているところです。
2液形の水性塗料なので安全に扱えるのと臭いがないので安心して扱える塗料です。
5-2.ファイン4Fセラミック【日本ペイント】
言わずと知れた塗料メーカーから出ているフッ素塗料は従来のフッ素塗料よりもさらに上のステージへ引き上げたフッ素塗料になります。
従来のフッ素塗料は劣化要因にもなっている塩素を含んでいましたが塩素を含まないフッ素塗料で高耐久性を実現しています。
溶剤系の塗料になりますが比較的臭いは抑えられている塗料になります。
5-3.スーパーセラタイトF【エスケー化研】
三大塗料メーカーのエスケー化研から出ているフッ素塗料は無機複合フッ素樹脂塗膜で超耐候性と親水性で汚れに強いのが特徴です。
1液タイプの水性塗料なので扱いやすいのがメリットになります。
5-4.アレスダイナミックMUKI【関西ペイント】
建築塗料以外にも様々なジャンルの塗料を扱っている大手メーカーから販売されているフッ素塗料で塗膜の劣化原因にもなっているラジカルを根本的に抑える技術で耐候性を飛躍的に向上させている塗料です。
固い特性を持つフッ素ですが弾性の下地にも追従しひび割れに強い塗膜を形成します。
1液タイプの水性塗料になります。
フッ素塗料は今あげた大手メーカー以外からも多数出ていますが高価格な商品なのであまり実績のないメーカーの塗料は極力使用を控える方がいいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
フッ素塗料は耐久性の高い塗料ですが、メリット・デメリットがあります。
耐久性が高いので塗替えの頻度を減らしたい方にはおすすめの塗料です。
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